入口を入るとポンプが出迎えてくれます

ラベンダーイーストでは3種類のポンプと天然水をお楽しみいただけます。この地区は水が豊富で1970年頃まで川が流れていました。3つの井戸は地下40ｍ、55ｍ、60ｍのところにあるそれぞれ異なった水脈を使用した自噴井戸です。
自噴井戸とは自ら噴き上げる井戸ですが、間欠泉のように噴水状になっているわけではありません。水脈まで穴を掘りポンプで組み上げるのが一般的な井戸ですが、自噴井戸では管を打ち込むだけで自然に水が地上へ上がってきます。温泉などにもみられますが大変珍しい現象で、掘ろうと思ってもなかなか掘れるものではなく、様々な条件を満たして自噴井戸になります。

それぞれ水の勢いが異なるポンプ

ラワーレの舎とポンプ

どんどん水が出てくるので、ラベンダーイーストではバルブをつけて水量を調節していますが、3つのポンプでそれぞれ差をつけています。そのため、少し動かすだけで水がたくさん出るポンプ、しっかりと手でハンドルを押し下げないと水が出てこないポンプがあります。ぜひ実際に動かしてみてください。
風香る丘の頂上からは「せせらぎ」が流れ、池へと続いています。水は地下から湧き出る天然水。流れる水の音は暑い夏にも爽やかさと涼しさを運んでくれます。涼しげなせせらぎの音を聞きながらラベンダーに囲まれ、ゆったりと流れる時間を過ごせます。
※ラベンダーイーストの天然水は飲用水ではありません。

ハンドルを動かす前

ハンドルを動かした後

風香る丘の頂上から流れるせせらぎ