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2024.09.29

日常にラベンダーの香りで彩りを

ぐんと気温も下がり、秋らしい季節になってきましたね。
今年から北海道へ移住してきた私は朝晩の冷え込みと日の短さに驚いています。
 
さて、ファーム富田ではラベンダーの見頃は過ぎてしまいましたが、今回は一面紫に染まっていた夏の絶景と、楽しい旅の記憶をふわっと思い出させてくれるラベンダー精油の魅力についてご紹介したいと思います。
 
ファーム富田では、自社で栽培した香りの異なる5種のラベンダー精油を販売しており(一部完売)、その種によって香りが異なるのですが、中でもイチオシなのが「ラベンダーオイルおかむらさき」です。
 
フランスで開催されたラベンダーオイル品評会で一位を獲得したこともあるこの「おかむらさき」。
フローラル感とウッディ感のあるやわらかい香りが特徴的です。私自身、以前はフランス産の真正ラベンダーオイルを使用していましたが、最近はもっぱらおかむらさきオイルを愛用しています。
 
 
ファーム富田オリジナルラベンダー精油“おかむらさき”(しおり付き)
 
 

作業をしていると、お客様から「きれい」というお言葉と同じくらい「いい匂い」とお声がけいただくことが多く、それがとても印象的でした。
五感の中で嗅覚は最も早く記憶に結び付くものです。旅の思い出や美しい景色を写真に残すのももちろん素敵ですが、私はラベンダーのエネルギーがギュッと凝縮された精油の香りにも、当時の気持ちを思い出させてくれる力があるのではないかと考えています。
 
 
開花期のおかむらさきの様子
 

ただ、精油に馴染みがなく使い方が分からない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は私が実践している活用方法を3つ紹介したいと思います。

まず一つ目はシンプルな芳香浴です。
自室や車内にて、アロマストーンなどに精油を数滴垂らすだけで空間がアロマの香りで満たされます。
アロマストーンはティッシュやハンカチで代用が可能です。

二つ目にトリートメントオイルとしての利用です。
これは精油を植物油で適正割合に希釈(※)してオイルマッサージ等に利用します。
植物油は肌馴染みの良い、香りが強くないものを使用します。
おすすめはインドの伝統医学アーユルヴェーダでお馴染みの太白ごま油。
手軽にスーパーで入手でき、お値段もお手頃なため始めやすいです。疲れた心身がほっと癒されますよ♪
また、こちらのオイルはロールオンボトルに入れてボディコロンの代わりにも使用しています。

最後は万能アロマスプレーです。
無水エタノールに精油を加え水で薄めます。できた溶液をスプレーボトルに移すとアロマスプレーの完了です。
空間がほんのり香り、手軽に使えておすすめです。
 
 
活用例①アロマストーンやウッドキューブに精油を垂らして香りを楽しむ
 
 
活用例②植物油と精油で作るロールオンコロン。ほかの精油とブレンドしても楽しめる
 
ラベンダーは鎮静、抗菌、抗炎症など様々な効果が期待できる万能な精油です。
また活用方法は多岐に渡り、商品に同封されているしおりにもほかの利用方法が記載されています。
ファーム富田のラベンダーオイルを手に取る機会がございましたら是非、日々の暮らしに取り入れてみてください!
 
※ボディに使用する際の目安は精油の濃度が1%以下
フェイスに使用する場合は精油濃度を0.1~0.5%以下
(公益財団法人日本アロマ環境協会によるガイドラインより)
 
フィールド 南
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